2018winner2018年受賞施策

Kotler Award 最優秀賞

株式会社
ヤッホーブルーイング

対象商品・サービス
「よなよなエール」「インドの青鬼」「水曜日のネコ」「僕ビール、君ビール。」などのクラフトビール
実施期間
2017年4月〜2018年03月
課題
日本のクラフトビール市場はビール市場全体の1%程度だ。世界には100種類以上のビールが存在し多様性を愉しむ文化が根付いているが、日本で流通している大半のビールは1種類でしかない。

画一的な味しかない日本のビール市場にバラエティを提供し、ビールファンにささやかな幸せを届けるべく、「ビールに味を!人生に幸せを!」といったミッションを掲げ、クラフトビール市場の牽引と自社の成長を念頭に日々マーケティング活動を展開している。
施策/アイディア
マーケティング活動の最終目標は、ヤッホーブルーイングの製品と企業へのブランドロイヤリティ向上=ロイヤルカスタマーの創出と基盤強化。

その目標を達成させるために「ファン」獲得を重要視、「ファン(ファンイベント)」を中心としたマーケティングに注力する。新しいビール文化を一緒に創造することをミッションに掲げる。「メーカーと消費者」という関係ではなく、「同士・仲間」といった関係を築くことを大切にする。

例えば、ロイヤルカスタマーの方々と一緒に「製品開発」「サービス開発」を行い、ファンイベントでは、一緒に開発した製品(ビール)をイベント限定で提供したり、一緒にデザイン開発したグッズ(Tシャツ、ステッカー等)を販売する。イベントを通して、製品や会社への理解・愛着が一層深まり、ロイヤリティが向上する。

製品開発では徹底的に尖った「ネーミング」「パッケージデザイン」「味」に注力。具体的な事例は、ローソン限定で、30代男性向けに開発した「僕ビール、君ビール。」。ネーミングには「アナタに寄り添うビール(相棒)です。」の思いをこめた。親しみやすい「カエル」のパッケージ、フルーティーな香りと味わいを備え、ビールが苦手な女性や、普段ビールを飲まない層を取り込むことにも成功し、大ヒットを記録。発売初週の販売実績は大手ビールを上回る実績をつくり、ローソンからは「年間MVPメーカー」という賞も受賞。
成果
ファンイベントでは、満足度の高いコンテンツを追求しファンの方々のリピート率を上げ、同時にイベント規模も大きくしながら、ファンの方々に新規のお客様も連れてきていただく好サイクルができた。これが、13期連続増収増益を支えていると考えている。

ヤッホーブルーイングのイベントを機に知り合い、結婚されるご夫婦が毎年いる。売上・集客といった成果だけでなく、ファンの方々の人生を幸せにできることは一番の喜びでもある。
Webサイト
https://yohobrewing.com/